いつか どこかで

ほんの少しの 気休めになれたら。

れーす

薄い膜の向こう


風を 含んで


ふわ り


みえる

みえない


向こう側は



霞む膜の先へ


はためく 流れ


ゆら り


みえる

みえない


手を伸ばすだけで



あなたからは


分かるのかしら


ここに 隔たれている のは


ただの




月の光


ゆれて


隠れた